サトヤマ寺スのSDGsへの取り組み

SDGs

サトヤマ寺スのSDGsへの取り組み

2015年に国連にて採択された「SDGs=Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」は、「誰一人取り残さない-No one will be left behind」を理念とした、貧困・飢餓・不平等など17の諸課題を解決するための目標です。

SDGsの17の目標

その理念は伝統仏教が本来持ち合わせてきた理念と通じるものを感じさせます。

日本古来よりお寺は地域の皆様のための様々な役割を担う存在でした。
健康で安全な暮らしを支える福祉の拠点として、別け隔てのない教育の場として、また貧困や差別に苦しむ人たちへのセーフティーネットとして。

サトヤマ寺スプロジェクトは、SDGsへの取り組みを通じ、地域住民の皆様に潤いのある豊かな生活を安心して営むことができる未来を実現するための活動を続けて参ります。

1.貧困をなくそう

日本ではひとり親世帯の貧困率が高いことが知られ、相対的貧困率が全体で15.6%に対し、大人が1人の「子どもがいる現役世帯」では50.8%と半数を超えています。 (「平成28年度全国ひとり親世帯等調査」厚生労働省調査)
シングルマザー/ファザー同士の婚活イベントや就労支援等を通じ貧困に悩む方を1人でも少なくする活動をしています。

5.ジェンダー平等を実現しよう

女性の進路や仕事が限られたり、 指導的地位に就くことが難しいといった「ジェンダーの分断」は今日でも続く大きな課題です。
女性が管長を務める宝珠院では、全ての女性/セクシュアルマイノリティの方の社会的活躍を応援しています。

3.すべての人に健康と福祉を

サトヤマ寺スプロジェクトには医療法人が参画しています。
医療・福祉に関するプロフェッショナルの立場からヘルスケアに関する様々なイベント企画・情報発信をしています。

8.働きがいも経済成長も

多様なビジネス交流の場を提供いたします。
地域に根づいたお店もスタートアップ企業も歴史のある大企業まで、垣根のない交流の場で商談の機会はもちろん就職の相談も承ります。

16.平和と公正をすべての人に

排他的傾向が拡がり様々な分断が生じている現代社会において、本プロジェクトの活動を通じて地域社会の皆様とともに慈しみの心を育て共有していきたいと考えています。

17.パートナーシップで目標を達成しよう

自治体の動物愛護センターに引き取られる犬や猫の数は年間約9万匹、うち約4万匹が殺処分されています。(環境省「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」平成30年度)
保護犬・猫を譲り受けて里親になる「里親文化」を推進し、ペットと人間のパートナーシップを大事にします。